「江〜姫たちの戦国〜」第二十一回 側室をぴしっと締める大竹しのぶさん
この時代の人は、それを不自然な妊娠とは露ほども思わないのか、納得いかないけど。
さすがの賢夫人・北政所=大竹しのぶさんも、茶々が側室となっただけでも心が激しくざわめくのに。
まして懐妊となると、嫉妬と憤怒で崩おれそうなのを必死で抑える演技は、大女優大竹さんなら簡単?
その子は豊臣の子、お間違えなきようにとぐさり釘をさす大竹さんは、ドスが効いてる、って感じでした。
一方で、宮沢さんを側室ではなく妻であると持ち上げ、役割分担の協定を結ぶとは、これまたさすが。
飴と鞭を駆使して、自らのプライドも、信長の姪である相手の身分も、両方立ててしまう隙のなさです。
どうやら自ら望んで側室となったらしい姉を、江=上野樹里さんが許せないのは当然です。
でも、いつも城内のどこにでも現れ、何にでも口を出す上野さんが、今回は爆睡していて、
現場を押さえ阻止できなかったのだから、仕方ないとあきらめてもらいましょう。
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