「平清盛」第28回 貴族に変身した松山ケンイチさん
合戦シーンは、いつの大河ドラマを見てもそんなにかわりないんだし、興味をひかれない。
ところが今回、清盛=松山ケンイチさんが別人のように、見事に変身していてびっくりした。
合戦の泥を落としたら洗練され貴族になったとでもいうのか、いやただの貴族ではない、
強大な武力、勝てば官軍の平家一門を背中にした、迫力のあるその男ぶりといったら。
眼光は深く、肌もつやつや、声もよく通り、豪奢な衣装を堂々と着こなしさすがは松山さん。
カメレオン俳優の名の通り、のし上がり権力の座に就いた男を、見事に体現してくれました。
…しかし、残念なのはその行動で、頼朝=中川大志さんも三人の男の子も生かしておく。
その上、なんだかんだ理由をつけては常盤=武井咲さんを側室にゲットしてしまう。
ここの所、深田恭子さんが、きもち焼きではなく広い心の持ち主だと証明するため?
とか、あまりに都合よすぎ、ゆるすぎ甘すぎて、さっぱり理解できないのでした。
友情のあまりに子供たちを助けた、というなら、阿吽の呼吸で一気に刺し違える、
玉木宏さんの最期の方が、男同士の心の繋がりの深さを見せてくれたと思います。
もう一言付け足すと、中川大志さんの演技がとてもよかったと思います。
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