演歌歌手のような豪華な振袖姿で、堂々と歌う薬師丸ひろ子さんに号泣してしまった。
それは、天野春子が若き日に捨てた夢を、美しく昇華して報いる歌声だった。
かつて叶わなかった夢、あきらめた夢のかけらを集めて、笑って見送る物語。
そして、生きてる限りずっと、誰もがまだ「夢の途中」なのだと気付く。
物語の大団円は合同結婚式であるらしい…まさに「喜劇は結婚に終わる」と。
有吉佐和子の「紀ノ川」を思い出した。
母に反抗する娘、そして祖母を慕う孫娘の物語。
海女にも女子高生にもアイドルにも興味なかったし、女三代なんて押しつけがましいと思ってた。
だけどこのドラマで人生変わったと思うし、それは「半沢直樹」にはできない事です。
倍返しはしなくていいけど、千円はぜひとも返してもらわなくちゃ。
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テーマ : NHK:朝の連ドラ
ジャンル : テレビ・ラジオ
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