「あまちゃん」第3週 毎朝楽しみでしょうがないじぇじぇ!
まずはあの主題歌の軽いノリ、吉本新喜劇風なちゃらんぽらんさが好き。
今だから言えるけど前作の主題歌の、地声がお腹の底から出てきたような発声が好きじゃなかった。
「が」が鼻濁音じゃないのもきつかったけど、なんか沖縄の人を悪く言ったらいけないような、
不文律みたいなのがある気がして、言いそびれてしまっていました。
でも今回は、昨夜の夢を忘れ頭をからっぽにして今日をスタートだよっ、て気持ちになれる。
そして主人公の能年玲奈さん、北三陸では元気な子だけれど、実は影があって、
東京では引きこもりがちだった、しかもそこがはっきり描かれていない、というのがよい。
朝ドラの主人公といったら底ぬけに明るかったり無邪気でお転婆とかドジッ子とか、
一つの夢に向かってがむしゃらに頑張るとか、まあ単純明快だったのに。
今回は、解りやすいのに謎があり、言葉ではなく表情で演技する所がいい。
能年さんだけではなく、登場人物全員にはっきりした個性があって、
硬軟とりまぜ、笑わせたり泣かせたり、ほんとに盛りだくさんで飽きさせない。
東京にまったく魅力を感じない能年さんに対して、東京にあこがれる橋本愛さん。
暗めな彼女がアイドルになりたいと、笑顔を振りまく無理やりな感じもよい。
宮藤官九郎さんのなんと手練れであることか、毎朝脱帽です。
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