「トッカン」第4話、このドラマはいったい社会派なのかコメディなのか、
いやその両方に主人公が成長していく物語やらを混ぜ込んだ、全方向ドラマなんだろうか。
井上真央さんが悪いのではないがどうも役にあっていないような気がする。
たとえば相武紗季さんが演じたら、あのおどおど感が似合っていたかもしれない。
税務署が敵だという家庭の娘が、他に就職がなくて仕方なく税務署員になった。
それでなくても、だれもが矛盾を抱えているであろう税務署員になった、という、
これは、実は深刻な設定の物語なので、主人公は、堂々巡りの屈折した状況にある。
命にもかかわるお金の問題に、政治やら利権やらもからむ、難しいドラマなのだ。
例えば「運命の人」くらいのダークさで描いてもいいくらいのテーマなのに。
でも「ATARU」など、深刻なテーマでもほどよいコメディ感で疲れなかったなあ。
このドラマは混とんとしていて、迷走しているように思えます。
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テーマ : トッカン
ジャンル : テレビ・ラジオ
tag : トッカン井上真央