「蜜の味」最終回の感想 ARATAさんが朝田龍太郎に
もともと聡明で、医師としての志も高い菅野美穂さんが、まるで女神のようになってた。
嫉妬し邪悪に人を陥れ嘘をつき手を汚してきたのも、ARATAさんを愛するが故だった。
彼をあきらめたら原因不明のめまいで倒れ、治ったら悟りの境地に入ってました。
まだ邪道を行こうとする溝端淳平さんを厳しく戒め、離婚届にも判を押しARATAさんを解放。
榮倉奈々さんの母親の治療に親切すぎるほど手を貸すのは、ちょっとやりすぎかと。
せっかく最愛のARATAさんと結婚したのに、医師としてのプライドがじゃまをしたのか、
彼をないがしろにして榮倉さんがつけいる隙を与え、長く苦しむ事になってしまった。
このドラマは、菅野さんが成長していく物語に焦点をしぼったほうがよかったのでは。
ARATAさんと榮倉さんが血縁にあるというセンセーショナルな設定が、無理しすぎだし。
北の国で受け入れられず、仕事を求めて彷徨うふたりは「昭和枯れすすき」みたいだった。
今の時代、恋愛は自由でタブーレスなので、血縁は恋の障壁の最後の砦なのかもしれないけど、
三角関係にある菅野さんの存在が大きすぎ、主題を絞り切れず「蜜の味」は雑味が多く不味かった。
![]() ドラマ「蜜の味」の中で原田彩が使用。美貌と知性を兼ね備えた若き病理研究医・彩。完璧な女性... |
テーマ : 蜜の味~A Taste Of Honey~
ジャンル : テレビ・ラジオ