「ゴーイング マイ ホーム」第1話、ゆっくりな展開、淡々と続く台詞に眠くなった。
台詞はよく練られていて時々くすりとさせられたけど、あとはゆりかごに揺られているような。
父親が倒れ意識不明という以外は、ちょっとおぼっちゃまな男の仕事と家庭の、
まったりした日常をじわじわと描いて、そのまま二時間、映画一本の時間がたった。
ただ、小学生の女の子だけは、毎日嵐のように激しい内面を、ひとりで抱え生きているらしい。
それから、あんな田舎の駅でタクシーに乗り、くねった山道を走ったところにあるのは、
新築のスタイリッシュな大病院ではなく、ホテルのような介護施設でなくてはなるまいに。
眠くなったけどなんとか最後まで見て、森の中に謎の小動物だか妖精だかがいて、
それを探すファンタジーなドラマでもあるとわかったけど、この話にはちょっと乗れなかった。
何やら本格的・芸術的な香りのするドラマに惹かれない自分が卑小な存在に思えるのでした。
では面白くないので来週は見ないか、というとそうでもなく、あの女の子が気になって、
見る気は満々なのでした。
そしてネットを開くと、視聴者さんからの絶賛の嵐に驚き、眠くなった私がおかしいのかと、
どうにも申し訳なくなってしまったのでした。
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テーマ : テレビドラマ
ジャンル : テレビ・ラジオ
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