東野圭吾スペシャルドラマ「ブルータスの心臓」、前半はとても面白かったけど、後半めちゃくちゃでついていけなかった。
藤原竜也さんが演じる主人公は、人工知能ロボットの開発を手掛ける優れたエンジニア。
その彼が犯罪に手を染めるなら、知能犯であり用意周到で、破綻のない完全犯罪を企むだろうに。
前半の、袴田吉彦さん主導の計画犯罪は、味方をもあざむくなかなかに練れたものだったと思う。
でも藤原竜也さんは、内山里名さんを毒殺するにも指紋残しまくっていて、なぜ警察が逮捕しないのか不明だし。
高橋努さんを深夜の工場内で襲うのも、高橋さんのほうがどう見てもタフそうだし、いつ人に見つかるかわからないし。
現に加藤あいさんが現れるのだし、無計画で衝動的で体力を使う犯罪なんて、藤原さんには全く似合わない。
ブルータスというロボットも、妙に人間型で体幹部分がじゃまであり工業用ロボットには見えず、あざとさ満載でした。
テーマ : テレビドラマ
ジャンル : テレビ・ラジオ
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