「家政婦のミタ」第10話の感想 涙腺崩壊、でも苦い涙
遊園地で、亡き夫と子供に供えるファミリーセットをむさぼり食べる子供たたちに、
「お願いですからこれ以上優しくしないでください」と泣く松嶋さんと一緒にこちらも涙腺崩壊。
さらには、松嶋さんの石を見つけてきた幼稚園児のいじらしさに再び泣かされる。
しかし「私たちのお母さんになって」という業務命令に「承知しました」という松嶋さん。
それはあまりにも行きすぎであり一線を越えているので、再び苦い不幸の予感におびえる。
一方では、やけ気味の相武紗季さんが長谷川博己さんに自暴自棄な告白をしているというのに。
ついに明るい光が見えた、と思ったら、次の暗雲をちらつかせて、最後まで視聴者をやきもきさせ、
どこまでも引き付けていく手法が、本当ににくいドラマで、これはもう脱帽するしかありません。
話が先走ったけど、母親は自殺ではなく、死ぬ間際に子供を思って生きたいと願った事故死だ、
という長い松嶋さんの一人語りを受け、次男の亡き母にささげた作文、それに花丸を描いた松嶋さん。
そして母親の死を受け入れていく子供たちが、母親の遺書と離婚届を燃やすという大胆な展開。
息詰まるよう緊張感と、ふとしたギャグを挟みこむ緩急に、拡大版でも短く感じてしまうほど。
松嶋さんの、ごつくて何でも出てくる鞄、男物の時計は、亡き夫と子供へのオマージュだった。
その用意周到にも脱帽し、しかも、きいきいうるさかった幼稚園児の本田望結ちゃんまで、
とっても可愛く思えてきてしまうのが、なんかもう悔しいほどです。
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