「ストロベリーナイト」第3話、前後編は長かったけど全体を通して面白かった。
事件そのものは、大政絢さんが配役されたら犯人はすぐわかってしまうという欠陥を、
ちょっとした描写や設定の絶妙さでカバーし、飽きさせない構成になっていたと思う。
例えば、ゼブラじゃなくて牛模様だった、とか、分厚い香典とトミカのミニカーとか。
竹内結子さんのそばをいつもうろうろする、生瀬勝久さんのあやしい動きとか。
渋くかっこよく缶コーヒーを飲んで、思わず「甘い」っていう小木茂光さんとか。
もちろん事件そのものも、一度犯人と接近遭遇しておきながら、暴力団に目が行き、
殉職者まで出した結果が、真の犯人は女子高生、というねじれ具合もよかったと思う。
何よりも、竹内結子さんとそのチームの見事な結束、信頼感がすばらしく爽快だと思う。
竹内さんが部屋に入ると全員が起立する、その尊敬に値するだけの度量ある竹内さん。
捜査でただ犯人を挙げればいいのではなく、いつも班ごとに競い合うのは大変だけれど。
「右では殴らない」というサブタイトルが意味不明だったけど、大政さんを殴る代わりに、
怒りを込めて壁を殴りつけ、右手を怪我してしまった竹内さんの、自戒の言葉だったのね。
今季のドラマの視聴率ナンバーワンだという「ストロベリーナイト」、来週も見たいです。
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テーマ : ストロベリーナイト
ジャンル : テレビ・ラジオ
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