「生まれる。」ものすごく感動して、泣いていいはずのドラマなのに、少しも心に響かないのはなぜ?
先日「はねるのトびら」で、芸人さんのお母さんがお弁当を作って、長澤まさみさんや溝端淳平さんが試食していた。
最下位となってしまったアンガールズ田中さんのお母さんを、彼がかばうので、他のお母さんたちもみんな泣いていた。
それを見てとても感動し、一緒に泣いてしまったのだけど、そういう感動がこの散漫なドラマにはないと思う。
本当は、そういう感動がいっぱいあるはずのテーマなのに、感動するでしょ!っていう押しつけがましさの方が先に立つ。
今回も、ドラマの冒頭の母親たちのインタビューのほうが、真実をより真摯に伝えていると思った。
それなら、ドキュメンタリーで十分すばらしいので、わざわざドラマにする意味なんてない。
子供は親を選んで生まれてくるなら、なぜ、大倉忠義さんは、あんな父親を選んでしまったのだろう?
子供は親を選んで生まれてくるなら、なぜ、西村知美さんは、何年たっても子供ができないんだろう?
と、不毛な突っ込みを入れたくなってしまうのでした。
テーマ : 金曜ドラマ『生まれる。』
ジャンル : テレビ・ラジオ
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