「名前をなくした女神」第10話 「受験票は届きましたか?」「はい、届きました」
それは、母親の悪事を告発し杏さんを助けるための、長い長い伏線だったのですね。
切れ長の目がするどいりょうさん、さっぱりしたいい人みたいで実は、という役にぴったりです。
りょうさんの妨害をすり抜け、受験願書を無事に提出できたことを「はい、届きました」と、
きっぱりはっきり宣言する杏さんの強いまなざし、動揺するりょうさん、息詰まるようなシーンでした。
木村佳乃さん・平山浩行さん夫妻が、夏木マリさんに諭され、即素直に改心するのは早すぎだけど、
萩原聖人さんとの淡い恋で心がやわらなくなっている、という前提があるので、なんか納得してしまう。
罪を悔いてしっかりと詫びる尾野真千子さんも、深みのあるとてもいい演技でした。
みんなが徐々にいい方向に向いてきて、どんどん見ごたえあるドラマになってきています。
最後にりょうさんがどう出るのか、鍵は上の男の子=今井悠貴くんが握っているのかな。
![]() ドラマ「名前をなくした女神」でりょうさんがつけたネックレスです。【Kilburn-天然石ロングレ... |