「平清盛」第11回 疫病は朝廷のせいby上川隆也さん
今回は、前半は松雪泰子さんに騙され譲位し恨みをつのらせる井浦新さん。
いくらなんでも天皇の位を左右するのに、松雪さん一人の言葉に乗っかるものか。
今をときめく最高位の女人であるはずの松雪さん、真っ黒な衣装とは凄味ありすぎ。
松雪さんの悪だくみに、悟ったような言葉の壇れいさん、超天然のお姫様だったのに、
人の心を読むようになったのは、やはり西行=藤木直人さんに心揺さぶられたから?
後半は、疫病で亡くなる加藤あいさんと、後妻となる布石をめぐらす?深田恭子さん。
加藤さんを失って半狂乱の清盛=松山ケンイチさん、いくらなんでも僧を蹴飛ばすとは。
そんな松山さんを諌める上川隆也さん、宋との貿易を禁じ薬を取引させない朝廷のせいで、
加藤さんが疫病に倒れたのだから、自分で世を変えよ、っていうなかなかに過激な論評。
確かに、疫病の流行や天変地異は、治天の君に徳がないせいだ、っていうのもわかるけど。
ここでしっかり、「王家」じゃなくて「朝廷」と言ってたけどNHKは方針を変えたのか?
加藤さんの死を、清盛が権力掌握を目指し、日宋貿易を行う事の動機にしようとは、ううむ。
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