「平清盛」第3回 就職した松山ケンイチさん
平家の嫡男である事を自覚させられ、ちゃんと就職して北面の武士になるまでのお話。
武士は犬だと嫌う彼だけど、あんなに野性で風来坊なのは、別な意味で犬っぽいのだけど。
北面の武士となってもぎらぎらした目つきで、危険な臭いをふりまいていました。
強烈な存在である白河上皇=伊藤四朗さんの後に権力を手にした鳥羽上皇=三上博史さん、
繊細で神経質そうな所や、嫉妬や復讐心でうっ屈し、涙目だったりするのも適役でした。
美しすぎ、天然すぎてKYな璋子=檀れいさんも、浮世離れした高貴な姫らしくてよいです。
前回はさわやかに登場した源義朝=玉木宏さん、今回は清盛の眼を覚ましてくれたけど、
自分は北面の武士になれず、彼に出しぬかれてしまうという悲しい役回りでした。
ここまで汚く描いた清盛が、武士としてどうふるまい出世し、さらには公家化していくのか。
あえて最初から矛盾をかかえさせて、インパクトある展開を狙ったのだろうから、
彼が変化していく姿に、見ていて納得できる物語を構成していって欲しいと思います。
録画しておいたのを見たのだけれど、最初また鎌倉からだったので、前回のを再生したかと思った。
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