「カーネーション」第1回、尾野真千子さんと子役の女の子が一緒に歌い、字幕も楽しくて、
ミュージカルみたいなオープニングに、こちらも笑顔になるような、うきうき気分で見始めました。
テーマ曲は、朝っぽくないような捻りのきいた声だな、と思ったら椎名林檎さんでした。
でもやっぱり、ヒロインは男勝りで活発な少女で、女だてらにだんじりの屋根に乗る気満々。
いや、考えてみると、女だてらとかお転婆とか言うのは現代では死語で、今は女の子が活発でも、
堂々としていても問題なく、むしろ内気でいつも泣いてるような子の方が心配な時代。
大正時代だからこそ、子供の時から女性の生き方は難しく、行儀が悪いと父親に叩かれるのでした。
ミュージカルみたいだと思ったのは最初の方だけで、あとはだんじりの迫力あるシーンが続きます。
カメラワークを駆使して、ダイナミックな場面を演出しようとする努力の成果が見てとれます。
着物姿の子供が寝っ転がっているようなシーンでも、足元から頭に向かってなぞり撮ったりして、
なかなかにおもしろい映像が多く、ファッショ界を舞台とするだけに、おしゃれな感じです。
主人公の子供時代がステレオタイプみたいなのがちょっと残念だけど、しばらく続けて見てみます。
テーマ : NHK 連続テレビ小説
ジャンル : テレビ・ラジオ
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